カテゴリ:恋愛小説( 83 )

恋愛小説 パーティーナイトの悪夢 2

2 A Hard Day's Night

 だいたい、土曜の早朝に電話をかけてくる馬鹿はいない。だからアラーム音を聞いた瞬間は、普通に目覚ましが鳴ったと勘違いをしても不思議ではない。しかし
『俺だよ、俺。今、———ガーーにいるんだけど』
なんていきなり耳もとで響きだすと、ハッと目が冴え渡る。って、何? と。

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by hirose_na | 2011-11-08 18:48 | 恋愛小説

恋愛小説♥パーティーナイトの悪夢

♥ あらすじ ♥

一部上場企業に勤め、順調な暮らしをしていたはずの
月誉野満(つきよのみつる)
それが数年前、ベンチャー企業の立ち上げスタッフに引き抜かれ
以来働き詰めの毎日で。
夢や希望が色あせ、
それでも日々の生活に満足しようとしていた彼女に、
ある日パーティーのお誘いが舞い込んで来て……

★ メイベリンニューヨーク様から
 ご招待いだいたパーティーをネタに 
 書いています 
 感謝の意味を込め ♪
 下線部 沢山リンクが有ります。
 お見苦しい点、ご了承ください ★

1 メルセデスベンツ・ファッションウィーク・東京
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by hirose_na | 2011-10-24 16:18 | 恋愛小説

恋愛小説 ♡ トリート・トリート・トリート 7

「済みません」
慌てて彼は手を引っ込めた。その声は小さかったものの彼自身の動揺を物語っていて、瞬間数人のスタッフやお客さん達がはっと彼に目を向け、素早くそらした。

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by hirose_na | 2010-08-17 14:05 | 恋愛小説

恋愛小説 ♡ トリート・トリート・トリート 6

 四年前もこうして彼にシャンプーをしてもらった。彼の手はがさがさで、所々ひび割れて、痛々しかった。しかしその指はまるで魔法のように動いた。

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by hirose_na | 2010-08-14 09:47 | 恋愛小説

恋愛小説 ♡ トリート・トリート・トリート 5

5 再会

 その日以来、二人は暗黙の了解で“友達として”距離を置くようになり、たまにお互いを気遣うメールをやり取りするだけの関係になった。しかし色々な意味で痛手を負った七海は、またしてもぐうたら駄目女への道に戻りそうになり、軌道修正しなきゃと思いつつ、だらだらと過ごしていた。だから、また失敗するかもしれないと思いながらも別の美容室に行くことで気持ちを切り替えようと決心したのだった。

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by hirose_na | 2010-07-22 09:05 | 恋愛小説

恋愛小説 ♡ トリート・トリート・トリート 4

4 綻び(ほころび)

『何かが違う』
そう感じる女の直感はだいたい当たっている。
 かなりイケてて、優しい彼。仕事に謀殺され余裕のない七海なのに、隆君はいつもにこやかで、正に理想の彼そのものだった。そう、デートに遅れても、ドタキャンしても怒らないのだ。最初のうちは
『なんてできた人間なんだろう』
と感動していた七海だったが、やがてそれは
『似合っていますよ』
と勧められた髪型の、本当は口先だけの褒め言葉のような違和感を彼女に感じさせることになる。

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by hirose_na | 2010-07-18 16:15 | 恋愛小説

恋愛小説 ♡ トリート・トリート・トリート 3

3 新彼

「ねぇ、聞いた事ない? “H”の次には“I”が来るんだよ」
彼はベッドで何度も七海の顔を覗き込みながら、ふざけた会話で先を続けた。
「だから僕たちの間にも愛が有るんだって、信じてね、七海ちゃん」
「こうなる運命だったんだから」
「僕たちの関係をHだけで終わらせるなんて事、したくないなって思うんですけど、いかがでしょう?」

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by hirose_na | 2010-07-17 22:33 | 恋愛小説

恋愛小説 ♡ トリート・トリート・トリート 2

2 元カレの記憶

 初めて彼に会ったのは入社式当日の事だった。学生時代を真面目に過ごしレポートを仕上げる事に必死だった七海は、そのおかげで無事に就職できたとはいえ、女の子らしい綺麗さとは無縁で過ごしてきてしまった。おかげで当日は、ほぼスッピンなナチュラルメイクに、真っ黒なストレートヘアをゴムで結んだだけの、今時有り得ないスタイルだった。

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by hirose_na | 2010-07-16 22:31 | 恋愛小説

恋愛小説 ♡ トリート・トリート・トリート

    ♡ 恋愛小説 ♡
 
 トリート・トリート・トリート 



本当はジャストフィットのはずなのに、ふとしたはずみで
『もしかしたら、もっと自分に合うモノって有るかもしれない』
そんな迷いを抱いた瞬間は有りませんか? 例えば化粧品・オーデコロン・美容室、お気に入りのショップにレストラン。そして恋人も……。
結局、一番最初が一番良くて、潤いを無くした後に後悔し。そのくせ戻りたくても戻ることはできずため息をつく。そんな女子、市川七海のお話です。


  ♪ 目次 ♪

第一話 梅雨のイタズラ (このページ下 ↓)
第二話 元カレの記憶
第三話 新彼
第四話 綻び(ほころび)
第五話 再会 
第六話 パーフェクト
第七話 トリートメント

1 梅雨のイタズラ
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by hirose_na | 2010-07-14 17:49 | 恋愛小説

恋愛小説 タダより高いものは無い 5

 その言葉の意味を彼女は素直に理解できなかった。
「ヨッシーって、好きな人別にいるんだぁ」
間違ってはいない。間違ってはいないがずれている。彼は大げさにため息をついてみせた。

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by hirose_na | 2009-09-20 23:31 | 恋愛小説