日本人の美意識

日本人の持つ美意識が好きです。



田舎の育ちで、漆器等のお道具は注文して作ってもらうのが当たり前
って環境でした。
(いや、まだ30代ですとも)
その時に作り手さんの所に言って色を指定するんです。
「この色で。」
って。
例えば 赤。基本の色ですが
その 赤 も多彩んなですね。
それぞれが違う表情を持っている。
そんな世界に憧れていました。

虹が7色だと科学的に証明されるまで
世界基準は6色だった。
ただ、日本人と有る一部のエリアの人だけが
“7色目”
を認識する事が出来た、と何かの文で読んだ時
自分の日本人である部分を大切にしなといけないって
強く思いました。

20代の頃はヨーロッパ美術が好きで何度かそちらの文化圏に行っています。
その中で、
ロンドンのトラファルガーの近く
ナショナルギャラリーの特別展示で
喜多川歌麿の美人画の旗が宣伝の為にひるがえっている情景が
忘れられません。
冬なのに晴れていて。風に歌麿の青が波を打つ。
その存在感。
突き抜けたものを感じました。
この絵は私の国から来たものだ、そう言いたい気持ちでした。

あっ、今お酒は入ってます、ウイスキーです。
酔っぱらいながら、
あの時の興奮を呼び覚まし、
何だか幸せ♪

日本人は自分たちの培って来た文化をもっと誇っていいと思います。
私はお着物を好みますが、着付ける時に色を考えます。
(ま、普通ですけど)
たった一つの色でさえ、バックグラウンドが有ります。
それが楽しいです。

文化って100年200年で出来上がる事ではないんじゃないかって
感じる事が有るんです。
何世代にも分かって受け継がれて初めて花が咲く、というか。
せっかく日本人として生まれ、
それを享受しないのはもったいない!
そんな気がします。

「DICカラーガイド」の伝統色 こちらの記事で
そんな事を思いました。

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by hirose_na | 2008-08-30 23:32 | 石頭 な独り言