ロマンティック

ロマンティックと言うのはえてして女性的だと思われがちですが、
いや やっぱり、男性の方がロマンテックです。



昨夜は 古澤巌 さんのコンサートに行ってきました。

オープニングは ビバルディ やっぱりの カメラード3人組登場。
華やかに始まりました。

古澤さんはとにかく 場 を楽しんでいる様で、
最初から最後までステップ踏み続けてました。
バイオリンを弾きながら、踊るんですよ。
これだけでもマンガや小説の世界だと思うのです。
プロモーションビデオの様な、実際に見ると笑ってしまうほどの
きめきめポーズもがっがっと出してくれました。

前半は少しレイジーな緩やかなスタート。
でも、愛しみの夜会 タンゴアモーレはがっつり乗ってました。
愛しみの夜会。始まりが冬のソナタのテーマソングと丸かぶりなのですが、
その事を
『別名 冬のワルツ』
と紹介される、古澤さんのセンスたるや。
(本当に音がそのまま同じ!!なのですから。
 それはないよな〜って常識的にはNGです。)
ただ、その曲を聴けばはっきりするのですが、
冬のソナタとはまるっきりの別物。
違いが歴然と分かる様に弾きましたよね、ぐらいの艶やかな一曲でした。
タンゴアモーレは前回のコンサートとの印象がかなり違っていました。
前に聞いたときは
『マジンガーZ』
のノリを感じたんですよ、言葉が奇妙でスミマセンね。
日本的な音、というか、空手の居合いみたいな、というのか。
それが、今回は地・タンゴ な音でした。
『踏みならし感』と『液体が泳ぐ様な滑らかな滑り感』
と言えば良いのでしょうか。
何がどう変わったのか分からないのですが。
前回よりももっと古澤さんらしく感じました。

前半のゲストで
バイオリニストの 宮内 笑里 さんが登場。
水の精みたいでした。
経験値の高い艶有りまくりの古澤おじさまの繰り出すおやじトークに
たじたじしている感じでした。

後半のオープニングは
タップダンサーの  熊谷 和徳 さん が登場。
音楽を楽しむ色々なシーンを提供してくれました。
タップダンスの目で見る楽しさと、音の面白みを存分に発揮されていたと思います。
二人のコラボレーションは大道芸的な開放感が有ってコベントガーデン
みたいな感じでした。

テーマは 海辺のナイトクラブ いい歳した大人が楽しむ社交場。
ということで、音は常に余裕気味。
ゆるゆると。でも確かに、音が海の音でした。
風が少し生温く湿りを帯びていて。
それでも海を渡り、空気は新しく、肌に潮を残しながらも爽やか。

ギタリストの 天野 清継 さん も共演しています。
上手な人ってほんの一瞬でも音が“死にません”よね?
それと同時に、この人の音色からは常に“呼吸している音”が聞こえていました。

印象的だったのはやはり最後の4曲。
VIVA Storm Rider ! から始まって
疾走してました。
(ある意味 ラテンな竹中直人さん♪)
この感じは古澤さんならではだと思います。
ラストは Fine Day ! 
本当に Super Fine !
朝の日が昇る一瞬を音にした感じ。
それは光ではないんです。光が差し込んだ瞬間、
空気の分子が膨張し大気の香りを変える、
その香りを音で感じるんです。
軽く体が痺れました。

アンコールはチャルダッシュが来ました。
しかも真っ白いスーツに着替えられて。
う〜ん、王道かも♪
この一曲に、今回のコンサートで表現されていない古澤さんの部分も
しっかり、全て、出さらている感じでいた。

最後、カメラードの男性3人組コーラス。
格好良かったですよ〜。
古澤さんは自分の弟分みたいに紹介していましたが、
正確には息子かと思います。
皆さん20代前半で、身長は全員180cm弱くらいかな?
手足が長くステージ映えします。
ダブルのスーツを着てもすっきりして見えましたからねぇ。
肝心の声ですが、やはり若いです♪ でも
前回よりも堅さが取れて、しなやかな感じ。
欲を言えば、マイクの音量をもう少し下げて欲しかったです。
個人の好みですが、小さい音に集中して聞く方が、大きな音を聞くより好むもので。
恋愛小説書いていて、もう彼らみたいなタイプ
(ハンサムで、スタイルよくって、才能が有って。
 若さが有って、多少強引な所も有り♪ しかも実家は絶対に金持ち。)
は理想の男性像と言えましょう♪

と言った感じで、非常にロマンテックな一晩でした。
情熱を開花させる激しさと、
心に秘める抑制感。
美しい言葉を並べて飾り立てる事とはまるで異質な、
心の中にバラの蕾が咲き初めるような甘やかさ。
まさに、ロマンテック♪

世の中にこのような男性が増えると、
私たち女性がいい男に巡り会える確率も上がるに違いない、
ロマンス、万歳!
と、訳の分からない欲望を燃やしそうです。


来週は 加古隆さんのコンサートにって来ます。
楽しみ♪
でも、体の中に古澤さんの音が残っていて
シフトできないかも。ほほほ。

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by hirose_na | 2008-07-19 12:54 | 石頭 な独り言