四番目の男 3

 それでもね、一つとってもステキなプレゼントももらったの。
 最初はどうしようかって迷ったけど、あの人が助けてくれた。
 誰に相談していいか分からないで困っている時、声をかけてくれた人。本当は彼、私に何の感情も無かったと思う。ただあなたと別れた私の“事後処理”をしていただけで。



 
 今更あなたに追いすがるつもりなんか無かった。自分一人でなんとか産もうと思ったから。私には2年前死んじゃった父さんの保険金が有って、なんとか暮らしていけるって思ったから。
「それは・・・・。」
彼は言葉を濁した。
「別の意味で彼に負担をかける事になりますよ。」
あなたの秘書さんはあなた以上に私の事を分かっていたみたい。私があなたに迷惑かけたくないって思ってる気持ち、見抜いてた。
 だから一緒になる事にした。
 彼には彼の事情が有って、書類上結婚はしたいって思っていたようだから。

 だからこれは偽物の結婚。ね、エイプリルフールらしいでしょ?四月馬鹿。
  
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by hirose_na | 2008-05-02 13:38 | 小説インデックス