Left Alone 修羅場バージョン 1

お待たせしました。(待ってない?)
修羅場バージョンもうすぐです。
多分本編は明日にでもアップできると思います。

こちらは本当に、修羅場。

基はボクシングしているし、
兄貴はがたいが良いし。
でも、モザイク、かかってます。

ブログではもう一つ別パターンの修羅場書いてます。
心理的にはこっちの方が良いかも知れませんが、
訳ありでして。

以下、作者は 謎のロシア人 えろせ・シュラバスキー・ながる 
がお贈りします。
25話から続きで読める内容になっています。




Left Alone vol .26 second 1

『もうすぐ着く』
基からのメールが届いた携帯を握りしめた。
「大丈夫?」
不安げななまなざしが俺を覗き込む。
「大丈夫。」
笑って答える事ができた。
「心配なんだ。」
彼はそう言って俺の頬を撫でた。
「時間はかかっても良い。君が納得できればそれで良い。でも、やっぱり不安だ。」
ため息と一緒に、頬に唇を感じた。
「基は、君を心から、愛しているんだ。」
少し唇を引き締め、
「君との将来を夢見てる。」
絞り出す様に言った。その言葉は俺の心をちりちりと焦がした。その事は俺だって知っていた。でも、兄貴がそれを言うとは思えなかったんだ。
 この時の俺は、不謹慎かもしれない。基の気持ちを知っていて俺を愛してくれた兄貴に感謝した。
「大丈夫。」
俺は繰り返した。
「だって肇は俺の事、愛してくれているんだよね。肇が愛してくれさえしたら、俺、何でもできるよ。」
その瞬間、彼は息を止め俺を抱きしめた。
 ケリをつける自信が湧いてくるようだった。
 
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by hirose_na | 2008-04-24 23:14 | H の独り言