やっぱり“母親”が悪いわけ??

注意!!

このページはかなり毒がキツいです。
注意して読んでください。



私にとって子育ては全くもって楽じゃない!
廣瀬家は普通のサラリーマンの家庭で、
旦那は多分浮気もギャンブルもしていなくって、
子供達は健康で、
ある意味それって現代では十分恵まれているとは思います。
それでもこれまで何度も、子供に対して
『ぶん殴ってやれたらどんなに良いだろう!』
と思うことが有りました。

……なにしろ、我が息子、昔っから超のつく問題児でしたから。
今だって(先週までね)週に3回私が学校に行って
担任の先生や校長先生と毎回10分程度の話し合いを繰り返しています。
電話ですることもできますが、
直接会って意見交換した方が良いよねって事は
私と担任で納得していて、それは必要だと感じています。
当然、夏休み明けにも、
今度はもう少し時間を使っての話し合いをする予定も有ります。
これって、パートとはいえ、働いていて辛いのです。
時間もそうだし、精神的にもそうだし。
上の子に構っている間、下の子は完全放棄されています。
同じ子供なのに、全く扱いが違います。
その状況に対して、
私と旦那(父親)が娘に対して謝ることも有ります。
→ 家にいる時は旦那もどうしても上の息子に関わらざるを得ないのです。
 
だから
大阪でおきた二児死体遺棄事件 
の記事や、他の人のコメントや日記を読んでいて
『母親だけを悪者にすれば良いのかな?
 確かに行われたことは残虐で、許しがたいことだとは思うけど、
 その怒り
 “子供に対してなんて酷いことをするんだ!!”
 は、母親だけ に向けられる事ではないのではないか』
と、思うのです。

とても飛びまくった仮説かもしれませんが、
私は
『母親が子供の育児に対して全責任をとるのは、無条件で当たり前』
という暗黙の了解が、母親を追い詰めている気がしてならないのです。

母親が頑張っていい母親になろうとして、でもできなくて。
それまで頑張り過ぎていると、
境界線を越えた瞬間、一気に育児放棄や虐待になだれ込む気がするのです。

そう、私はこれに近い感覚有りましたから!
毎日頑張って子供の面倒見て。
とにかく息子は遊んでいないと気がすまない子だから、
もう必死でね。
で、鬱(確定診断はついていないけど、今でも仮面鬱のような症状が出ます)
っぽくなって。
『どうして私ばっかりこんなに子供で苦労するんだろう』
と、恨めしく思いました。
でも、頑張る以外に道はないし。ひたすら頑張る。
その上、上手くいかないのは頑張りが足りないからかもしれないな
とか思えるから、もっと頑張る!
で、この感覚が自分を追い詰めちゃうんだっていう実感、有るんです。

勿論、彼女がしたことは許されることでは有りませんし、
無意味に擁護する気は有りません。
また、彼女には彼女の特殊なバックグラウンドが有ると思うのです。
でも、この事件で、世の中が判で押したように
『母親が!!!』
と叫んでいたら、心に何かを抱えている母親は、
増々内にこもって自分を責める
:子供を可愛いと思えなくなっている自分って最低だ。
 頑張らないとけないのに、もう頑張れないって思う自分って駄目な親だ
傾向になるのではないかな、と思います。

そして肝心なことですが、
どうして父親の責任は問われないんでしょう。

先週、大阪で女の子がベランダで衰弱死した事件の報道が有りましたよね。
あのとき、元旦那で実の父親がテレビの画面に出てきて
『母親(元嫁)は厳しく罰せられるべきだ』
と発言していました。これに対して、一緒にテレビを見ていた私の旦那が

「ふざけるな!
 自分が結婚した相手がどんな女だったか分かっていたはずだろ?
 父親だったら、自分の子供を守るのが本当だろう!
 こうなる前に、子供を助けるって頭はなかったのか??
 (自分の子供だったら、例え離婚していても気にかけて
 様子を見るものだろう?)
 俺だったら恥ずかしくってテレビなんか出れねぇよ。
 お前に後悔とか、父親の責任ってのはないのか???」

と叫んでいました。

うん、そうだ! と思います。
私もテレビの中の彼を見て、そう感じました。
『私が子供達を引き取って育てるべきでした。
 こうなる前に、打てる手は有ったはずだと反省していて、自分に悔しいです』
なら分かるけど、離婚した妻に対して
子供をダシにして社会的な承認を得た顔をしながら、
上から目線で責め立てる態度に
鳥肌が立ちました。

旦那と二人
「こういう旦那だったから、彼女も別れたんだ」
と妙な所で納得したりして。

子育ては母親だけがすることでは無いと思います。
父親にも責任あるはずです。
その上で、子供と親を取り囲む全ての責任じゃないかなって思います。

ちょっとしたタイミングで悪い方へ傾くことも有るし
それから逃れることってできると思います。
様々なお母さんがいるとは思いますが、
まず最初にそれまで頑張って子供を育てていたって考えて、
そこから話を出発させたいです。

亡くなった桜子ちゃんと楓ちゃんのご冥福を祈ります。

女性限定―The Secret Book

   ブログランキング・にほんブログ村へ     人気ブログランキングへ


追記

私はこの母親がしたことに正当性は無いと思います。許されるとは思いません。
だた、そこに至るまでの過程には注目されるべきだと思いますし、
犯罪を犯した彼女と似た様な環境にいる女性が今とても多くいると思うので、
その人達に不幸な方向に進んで欲しくないと思うのです。
また、私はネットのニュースをあまり信じていませんし、
(マスコミは都合よく“売れる”情報を操作していると感じます)
正しい情報を知らない事に関して、
根拠の薄い伝聞証拠だけで批判することもあまり良いことではないと考えています。

ただはっきり書けるのは、特別なスキルのない女性が
幼い子供を二人も抱えて自立する事はほぼ不可能だということを
別れた旦那が理解していないはずはなかったということです。
だから離婚するとき、子供を連れて出て行ったことに対し、
この旦那は
『厄介払い出来た』
と、そう感じていたと思うんですね。
ちょっと考えれば、子供達の行く末がどうなるか簡単に想像つくじゃないですか。
本当に自分の子供を大切に思っていたら、
育ててくれるおじいちゃん・おばちゃんのいる家に子供達をおいて行き
生活が安定したら母親と暮らすようにしてはどうかって
説得することだってできたはずです。
それをしなかったのは、父親として子供に対する責任放棄をした事だと思うのです。
だから後からしおらしいことを言われても、なんだか偽善っぽく聞こえるのですよ。

でも、そのように父親を責める言葉って聞かれませんよね?
『母親が悪い』
その一点張りで。
これってとっても恐ろしい心理だと思います。
だれか確実な
“悪者”
を祭り上げ、その人を攻め抜くことが正義になる。
彼女を
「あばずれ」
「ビッチ」
と罵る人々は、そんな
“正しい自分”
の言葉に酔いしれている、そんな印象を持つのです。
これって、昔の投石刑みたいだと感じます。
勿論、このような気持ちで彼女を批判する人が全てではなく
純粋に子供が可哀相だ、と感じて彼女を責めている人も多いともいます。
それに何度も書きますが、私も彼女が悪くないとは思っていません。

ただ、彼女だけが悪いわけではないと、私は考えているのです。
だって彼女を責めたからって、同じ様な事件が減るかっていうと
そうではない事は想像つくじゃないですか。
犯罪を犯した人を責めるだけでは、問題は解決しないと思います。

私は一方的な育児放棄は重い刑罰にされてしかるべきだと思います。
同様に、虐待も重罪として取り扱って欲しいと切に願っています。
ただ、そのようなことが起こらないための抜け道・選択肢は増やさなければいけなと思います。

このようなことが繰り返されないために、
じゃあ私自身が何かできるのかというと、たいして手だては有りませんが、
子育ては母親だけがする事ではないし、
母親だけが責任を持つことではないとここに書くことで、
心に一物(含む私!)もっている、ヒートアップ(もしくは超冷蔵アラスカ状態)
しそうなお母さん達に呼びかけたいなってそう思います。

ブログへの拍手もありがとうございました♥
[PR]

by hirose_na | 2010-08-01 00:02 | 石頭 な独り言