騙される人

渋谷・文化村で開催されている 奇想の王国 騙し絵展
を見てきました。



たまたまお誘いを受けて行ってきました。
特別に行く気はなかったのですが、これもご縁です。

私は基本的に騙されるのが好き♪
それまでの概念と違う出会いが有りますから。

という事で、意外と面白かったのでご報告。

遊び心満載って感じの展覧会でした。

エッシャーやマルグリットと言っポピュラーな作品も多く、
「え〜どうしてなんだよ〜!」
なんて眺めていると結構ハマりました。
エッシャーは特に単純な幾何学の線に見えて、
その一本一本のラインは計算し尽くされており、
生き生きとした表情を出す所が好きです。

一番目玉商品の フルーツでできた人の顔(ルドルフ二世) は
私的には普通でした。
魚介類で出来た人の顔 に至っては、ちょっと生臭くて苦手かも。

画家とその妻の肖像
というタイトルの作品は、鏡を持っているのが画家の妻という事ですが、
彼女、男です。どっから見ても髭生えてます。
タイトルで人騙してるよ〜 ってな絵でした。

入ってすぐの所に有った
ヴェローナの近くに幻視として現れた聖家族
は、宗教と言う目に見えないものを可視的に表現しようとし
こんな形になったのかなぁと思うと面白かったです。

特に良かったのは
河鍋暁斎 《幽霊図》
騙し絵という枠ではなく、あくまで好みで
この絵の中にストーリーを感じさせてくれるお品物でした。
う〜ん。これで 

夏のホラー2009

書けるかも!?
って気分です。廣瀬、初ホラー?

全体を拝見していて感じたのは、
騙し絵を描く人にはそれなりの意図があるという点でした。
単純に似せて描き、見る側を騙す。というそれだけではない様な気がするのです。
それは作品ひとつひとつから受ける印象が違う分だけ、
その意図の部分も違って感じるのですが、
他の絵の場合、描き手は自分の主張を前面に描いている事に対し、
騙し絵と言われるものは、
描き手が見る側に疑問を投げかけている、そんな気がしました。
ある種のキャッチボールですね。
面白かったです。

そうそう。
展示の一番最後に解説ビデオが流れておりまして
『騙し絵の言わんとしている事は、物事の多面性、
 目に見えている事が全てではないという事なのです』
的な事を言っていました。

やっぱり面白かったです。


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by hirose_na | 2009-07-01 17:43 | Life !